拡散・転載歓迎!
震災からの一日も早い復興をお祈りしています!
最近話題の岩手県葛巻町の「自然エネルギーへの取り組み」をご紹介します。
「すでに、自然エネルギー自給率160%ですって!」
「えっ、すごい、日本人もやりますねえ」
「『新エネ百選』にも選ばれたんですって」
「何?その『新エネ百選』って」
「あのね、経済産業省と独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、
地域性を考慮した全国の新エネルギー等利用に関する取組みを評価し、
優れたものを『新エネ百選』として選定してるんですって」
「内容的には『平成7年度から新エネルギー導入を積極的に展開。
平成15年度までに22,200kWの風力発電設備を導入する他、
太陽光発電やバイオマス利用について官民一体となって取り組んでいる。』事を評価されたんですって」
「へー、葛巻町に行って見たくなったわねえ。どんなところなのかしら?」
葛巻町は、岩手県の内陸北部にある面積43,499Km2 人口8,725人の町。
町の大部分86%が緑豊かな森林で、豊かな自然資源を活かし、
「ミルクとワインとクリーンエネルギーの町」としての取り組みをしてきた町です。
クリーンエネルギーについては、風力発電、太陽光発電、バイオマス
(家畜の糞尿によるバイオガス、木のチップによる木質バイオマス)等に力を入れてます。
現在では、エネルギーマップを手に、風力からペレットストーブまで見学できる
次世代型エネルギー博物館・葛巻町に、年間約50万人もの見学者が訪れ、
「森と風のがっこう」という自然エネルギー教育、エコロジカルな生活教育の場として
循環型の暮らしができる施設づくりを進めている、廃校を再利用した施設もあります。
風力発電については、上外川高原牧場に、高さ60m、翼の直径が66mの風車12基が4kmにわたって並び、
出力は1基1750kw、12基合わせて年間発電量は5400万kwh、1万6000世帯分に相当。
町が土地を提供、電源開発(株)が事業会社「グリーンパワーくずまき」を設立し建設
(建設費47億円、経産省が30%補助)2003年12月から稼働しています。
また、袖山高原にも3基の風車があり、年間発電量約200万kWh、600世帯分に相当します。
太陽光発電については、葛巻中学校校庭に420枚のパネルを置いて発電したり、
介護老人保健施設アットホームくずまきへのパネル設置、ソーラー街灯の設置、
自治会集会所などにパネルを設置し、売電したお金を各自治会の活動に還元するなどの試みも行われています。
バイオガスについては、約8,700人の人口より多い13,000頭の乳牛を利用し、
牛の糞尿をエネルギーに変えるバイオガスシステムを日本一の公共牧場(総面積1,100ha)、
葛巻高原牧場内で2003年に稼働しています。
最大37kw、20〜30世帯分の電力を生産する能力を持っていますが、
今後の課題としては、250〜300軒(一軒平均40頭)の町の酪農家4〜5軒。
200頭ぐらいの単位で小さなプラントを造ることも進んでいるそうです。
木質バイオマスについては、豊富な森林資源である木のチップを活用した木質バイオマス発電への取り組みが、
葛巻高原牧場の一角に月島機械(株)とNEDOの出資で2005年9月から、始まっています。
葛巻町の自立した自然エネルギー発電への取り組みにより、
町の必要とする以上の発電量を達成している例を参考に、
私達も自然エネルギーについて考えてみては、どうでしょう。
可愛らしく元気の出る「葛巻町役場」のホームページ
http://www.town.kuzumaki.iwate.jp/index.php
葛巻町役場
〒028-5495 岩手県岩手郡葛巻町葛巻16-1-1
|